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2009/01/01 更新

めざせ!! 全日制高校 きっと見つかる、あなたの進学先

中学時代、あまり学校に行か(け)なかった人、高校を辞めた人向けに全日制高校への進学・編入について書いてみました。

ここで言う「全日制高校」とは、通常の全日制の他、「昼間定時制」など週4日以上の通学を必要とする高等学校を指します。

 

「不登校」生の受験(私立高校の場合)

だいぶ前のことですが、この件で各私立高校にアンケートをお願いしたのですが、回答いただいた学校では「不登校」だったからといって入学を拒むことはまずないようです。

ある高校からは、「残念ながら、『不登校』生を、積極的に受け入れる体制にはなっていません。」としながらも、「そうした生徒たちにとって、高校への『入学』が、もう一度学校生活を踏み出す上で、新たな良い機会になりうることもあり、本人の状況によっては、出来る限り『不登校』をハンデキャップとしないように捉えています。」というコメントをいただきました。

書店などにおいてある「高校ガイド」にもこの件についての記述があり、ほとんどの高校で受け入れ可能、または相談に応じてくれるようです。

また、「内申書に出欠関係の記入欄がなく、書類上は『不登校』かどうかわからない」という学校もあります。

 

「不登校」生の受験(公立高校の場合)

かつては内申書の問題で受験しても合格できなかったのですが、公立高校でも都道府県によって違いはあるものの、

「不登校」生に配慮した合否判定

をするところが増えています。だいたいの所では、受験生は次のようなことを「自己推薦書」に書き、願書と共に提出します。

  •  志願の動機・理由
  •  長所や優れた活動
  •  高校生活への抱負
  •  高校側に理解してほしいこと

合否判定は、当日の試験の成績を重視して行ないますので、それなりの準備が必要です。

また、こういった制度がない県でも、受験を希望する高校に出向き、事情を説明することでこういった配慮をしてもらえるはずです。

 

「中退生」の編入学は?

※ 編入学というのは、他の高校などの1年次以上を修了し、受験する学校の2年次以上に入学することを言います。念のため。

私立の場合は、学校によってまちまちです。とはいえ、認める場合でも、学力面はもちろんですが、「残りの1年なり2年の間、この学校で充実した高校生活を送れるかどうか」を面接などで厳しく問われますので、それなりの覚悟はしておいてください。

最近は、公立の高校で積極的に受け付けてくれるらしく、特に大阪府では編入試験も免除されました。が、この場合も本人が編入したい高校の校長と面談することになるので、生半可な気持ちでは実現しないし、親が一人で騒いでるような場合はまず無理でしょう。

 

入試に向けた準備など

高校を受験するとなったら、それなりの準備が必要です。今挙げたような配慮があるといっても、入試当日の1発勝負ですので、合格できるだけの学力がなければなんにもなりません。少なくとも、3年になったら準備をはじめましょう。そのためには、勉強の方法、教えてくれる人、同じ境遇の人、それに情報収集の手段を見つけておくことが必要不可欠です。以下に、それぞれについて触れます。

 勉強の方法

教科書だけでなく、自分に合った問題集、参考書を見つけておく。また、長期間学校に行ってない人は、どのあたりから理解できてないのかも把握する必要があるでしょう。

 教えてくれる人など

独学でやってもかまわないし、進研ゼミみたいな通信添削もあるのですが、やっぱり誰かに教えてもらった方が理解しやすいし、家にいることの多い人にとっては、誰かと触れ合う機会にもなります。事情にも寄るのですが、時間的にも切迫していることを考えれば、独学でやることには疑問です。

勉強だけでなく、それ以外の相談も安心してできる人を見つけてください。できれば、親の知り合いのつてで見つけた方がいいです。それがダメなら、少々お金払ってでも、この分野に詳しい人を探すべきでしょう。あなたの人生の大イベントですので、大学生のアルバイトはやめた方がいいです。ボランティアなど持ってのほか。また、「人と会うのが恐い」という人も、高校入学後はたくさんの人たちと過ごさなければなりません。高校に行きたいんだったら、このあたりはがんばってほしいです。

 同じ境遇の友人

やっぱり同じような事情を持った人が知り合いにいることが、いちばん安心できると思います。近くに住んでいて、同じ学校を受験するような人が望ましいです。チャット仲間やメル友でもいいのですが、長く続けるのは難しいので、おすすめはできません。

 情報収集の手段

学校側がしっかり教えてくれれば十分なのですが、それがない場合は自分でやらなければなりません。最近はホームページが出ている学校もあり、そこにコースの紹介、進路、入試の情報など紹介されているので、これらを元に志望校を決めていくといいでしょう。学校見学会の案内なども書かれているので、積極的に参加してみてください。

また、年に数回、模擬試験(大阪なら「五木の模試」)があり、受験することで自分と志望校の距離がわかり、学習の指針にもなりますので、積極的に受験しましょう。受験できないのなら、自宅受験や、模試の問題を集めた問題集もありますが、最低1回は自ら試験会場に出向いて受験するのがベストです。(塾に行っていれば、塾が試験会場になっている場合もあります。)

 なぜ高校に行きたいのか?

何よりもこれが大事です。面接のある高校では「志望理由」を必ず聞かれます。それが言えないからといって、落とされることはまずないのですが、将来、どんな仕事につきたいか、どんなことを勉強したいか、という目標は持ってください。それを考えるために、上述の「同じ境遇の人」「教えてくれる人」の存在は有意義だと思います。

また、受験勉強がうまく行かなくなったり、高校入学後人間関係などでトラブルがあうこともありますが、目標を持つことで、それを支えにしてがんばる(我慢する)ことができたりします。

 

学習スケジュールについて

受験、入学までのだいたいのカレンダーを紹介します。学校に行っていれば、中学校側からいろいろ説明があるのですが、行ってない場合は自分で情報収集しなければなりません。

一人一人事情が違うし、都道府県によって入試制度が異なりますので、参考にはならないとは思いますが、読んでいただけるとありがたいです。

 4〜7月

1〜2年の復習。「全然行ってないから、わからない」という人は、わかるところからはじめてみましょう。

また、なぜ高校に行くのか、その理由を考えてください。

中学校側から、高校の一覧表などを渡されることがあります。これを元にして、どんな高校があるのかは知っておいたほうがいいと思います。また、図書館にも同様の本がありますので、参考にしてください。

 8〜9月

夏休み期間は、可能なら塾などの夏季講習なども受けることをおすすめします。9月までには、1〜2年の内容はマスターしておくことが望ましいです。3年の内容にも、できそうなところから手をつけておいた方がいいです。

同じような境遇の友人を見つけるのにもいい時期です。最悪の場合は、当サイトの「友だちになろうよ」に登録してみてください。

 10〜11月

この時期は、各高校の体験入学や、学校見学会などが行なわれますので、気になる高校に足を運んでみましょう。(親同伴で行く人が多いです。) そして、個別に質問をする機会があれば、「学校に行ってない」という事情を学校側に話し、受験の際のアドバイスをもらいましょう。ない場合でも、電話やメールで問い合わせてみましょう。

また、この時期までには模擬試験を最低1回は受験しておいてください。試験の結果で、志望校までの距離がわかり、これからの指針も立てられますんで。

 12月

中学校では多くの場合、私立の受験校決定に関する3者面談があります。これに参加できれば、担任とも話し合って受験校を決定してください。できない場合は、親や相談できる人と話し合って自分で決めてください。

受験校が決まれば、赤本(かなり高い)などを入手し過去問の研究です。学校ごとに出題形式やよく出る分野が分析されてますんで、かなり参考になると思います。

 1月

いよいよ私立高校の願書の入手と提出です。

 2月

私立高校の入試と合格発表があります。

専願の人は、合格したら入学金を払い、その他必要なもの(制服、かばん、たいそう服)などを買います。専願の人は、入試はこれでTHE ENDです。あとは、ハメをはずさない程度に遊びまくりましょう。

併願の人は、公立高校の合格発表後にこれらを支払います。

その後、公立高校の受験校を決める3者面談があります。詳細は私立のときと同じです。願書は中学校にあります。「自己推薦書」の書き方(書式・様式)は担任に聞くか、それができない場合は、各府県の教育委員会の高等学校課などに問い合わせてください。その後に願書提出になります。

 3月

公立高校の入試と合格発表があります。

 4月

めでたく高校に入学です。大変だとは思いますが、3年間の高校生活をエンジョイしてくださいね。

 

高校に入ってからのこと

高校に入学してうまくいったケースというのは、親しい友達ができたようなケースに限られます。だから、卒業までがんばろう、というのなら、隣の席の子に話しかける、部活や生徒会活動に積極的に参加するなど自分なりの努力も必要でしょう。

特に編入で入学した場合、すでにある程度の人間関係ができているところに割って入るのですから、友達を作るためには、かなりの心構えが必要です。それが不安でしたら、大変かもしれないけど、1年から入りなおした方が賢明です。

友達関係で問題があった場合は、学校にいるカウンセラーや保健室の先生に相談すればいいようですが、カウンセラーがどのくらい力になってくれるかは未知数で、実際は一人で悩む人も多いんです。「あした、いいこと」に寄せられる相談にも、学校での人間関係のものが多いです。