「不登校・高校中退・ひきこもり」の情報提供サイト<あした、いいことあるかな…>
あした、いいことあるかな…(トップ) > 「ひきこもり」ってなあに > その10・いただいたメールから

不登校ってなあに?
学校じゃ教えてくれない進路情報
学校行かなきゃなんないの?
子どもが学校に行か(け)なくなったら
「ひきこもり」ってなあに?
ねたろーのこころのはなし
「あした、いいこと」ご利用について
「いじめ」について

余計な話
やっぱり女の子と話したい

 「あした、いいこと」には「友達になろうよ」というメル友募集コーナーがあります。利用者の多くは、13〜15才くらいの女の子なんですが、「ひきこもり」を名乗ってこの子たちとメール交換しようとする者が時々いました。

 いちばん考えさせられたのは、「僕はひきこもりで、15才から成長していない。だから、15才くらいの女性としか付き合えない。」と、15才の女の子とのメール交換を希望してきた24才の男性です。かわいそうだとは思いましたが、丁重にお断りしました。

 でも、女の子としゃべりたいんだったら、その段階で「ひきこもり」は終了しています。そういう人には、一人の男として、がんばって女性を引っ張ってあげてほしいと思います。それができないのなら、言葉悪いですが、おばちゃんカウンセラーのおっぱいでもしゃぶっていて下さい。

「いじめ」や暴力のない環境で、すべての子どもが育つことのできる社会を。
「いじめ」や暴力のない環境で、すべての子どもが育つことのできる社会を。「あした、いいこと」の願いです。

壁紙変える?

2009/01/01 更新

「ひきこもり」ってなあに?(タイトル)
その10 いただいたメールから

いただいたメールから

 「あした、いいこと」に2000年頃に寄せられた、「ひきこもり」関係の相談やアンケートの回答などをご紹介しています。(一部は主旨を変えない程度に改変しています。)

れっつくっき〜んぐ!

● ご本人から ●

 31才・男性

 高校2年で中退し、それは友達もまったく出来ず、
いやがらせする人もいて、耐えられなくなり、
それから、大検をへて、大学に入るも、
まったく他の人と接点を持てず、改めて自分が
友達づくりのまったく出来ない社会不適応者を
思い知らされ、やめて現在にいたります。

 アルバイトも(面接の時に)この年まで何をしてたか
聞かれると困るし、今の現代風の若者に
越えられない壁を感じて怖いです。
親も年をとっているので、自分で生きられる様に
なりたいのですが。

 

 30才・男性

 引きこもりの青年が、まして、私のように高校卒業以来、
10年近くも社会生活が出来なかった人間が
いまさらどうして普通の会社づとめが出来るのか?

 もっとも、私の場合は、「ひきこもり」というより
むしろ種々の神経症の結果社会生活が出来なくなったと
いったほうが適切だが、ようやく20代後半になって
症状も軽くなって会社に入ろうにも自分のように、
学歴なし、職歴なし、アルバイトすらしたことなしの人が
まともな会社人になろうとするのは普通は不可能に
近いと思う。

 私はようやく少し社会に関わりだしてから、
あるOLの女性と知り合いになったのだが、
経済力はない職歴もないでは対等に彼女と付き合える
はずもなく、そうこうするうち彼女は別の男と結婚。

 そんなくやしさ、悲しさをバネにしてまず、独学で
簿記の資格をとることから始め、
会社勤めしている人なら常識になっているようなことも
全く何一つ知らなかったので、日経新聞やビジネス書を
読みあさったりもし、そして空白の履歴書を
バラマキまくったが断られ続け、
ようやく採用になったのはヤクザのような税理士が
経営する会計事務所。

 社会保険にも入れてもらえず、少しの間職員を
こき使っては、しばらくしてなんくせつけて解雇するような
ところで、精神的には打たれ強くなったが
職業上のキャリアという意味では何も学べずだった。
まともな人は誰も寄り付かないような職場なので
自分でも雇ってもらえたという感じ。

 今は、語学の知識を生かしてSOHO形式で
自宅で仕事しているが、また仕事を
探し始めるつもり。高校は進学校だったので同級生は
皆、いわゆる有名企業で仕事をしている。
なぜ、自分だけこんな人生なのかと思わない日はない。
自分はたまたま粘り強い性格なのでどんな状況でも
諦めず食い扶持を見つけて、世渡りしていくつもりだ。

 よきにつけ悪しきにつけ性格の優しい「引きこもり」の
青年たちの多くにとっては、そこまでして頑張り抜くことは
出来ないように思う。軽い段階の引きこもりであっても
社会経験が乏しい→ 人より社会的に遅れてしまう→ 
それを取り戻すには人一倍の努力が必要→ 
しかし「引きこもり」の青年にはもともとそういう困難を
突破するエネルギーに乏しい・・・・という悪循環が
あるように思う。

 

敷居線

 24才・男性

 この先何をしていったらいいのか分かりません。今24で、高校に入ってから間もなく不登校になってから現在に至ります。この八年の間まったく何もしていません。対人関係も一切ありません。

 普通に喋る事もままならない状態です。ネットでこのページを見つけたので自分の事を書いてみました。具体的に何がしたいのかは自分でも分かりません。

 親とは仲が良くありません。会話も殆どないですし、嫌悪した態度や言動を度々見てきました。親は世間体を気にするタイプかもしれません。この事が子供の時からつ続いていたのでそれが原因かもしれません。

 

 21才・男性

 引きこもりで、友達ができません。21才です。
今は家で主に大検などの勉強をしているのですが、
ただでさえ将来が不安なだけでなく、一人でいる事自体もとても辛いです。

 小中学生のころから対等な友達ができませんでした。
中学に多少いじめられたことがきっかけで
高1から不登校になりました。
18のころまでは中学時代の友達も
家をたずねてきたり、旅行に誘ったりしてくれましたが、
「気を使わせて悪いな」という思いがあったり、
気持ち的に思い切り遊ぶような余裕が無くて、
次第に連絡も疎遠になっていき、2年くらい前からは
中学時代の友人とも連絡はありません。

 それからはほとんど一人の行動で
「あまり思い詰めるのはよく無い」などと考えて
いろいろなところに一人で出かけたりしていました。
本屋とかパソコンショップ・ゲームセンタ・服屋・近場の旅行くらいです。世の中の仕事のこととか、将来の事とか「普通のこと」をを全く教えてくれなかった両親や、ほとんど自分をいじめていた兄へは怒りを抱いていた時期もありました。

 最近ネットなどで仕事などの"現実"が詳しく分かるようになって
ネットには精神的にすごく助けられています。「自分が不登校になる前にネットがあればどんなによかっただろうか」と心底思っています。インターネットがほんとうにいろんな事を教えてくれたと心底思っています。

 そこでネットを始めた去年から進学を目標に勉強を始めたのですが、高1から孤立した生活をしていたので、18・19才の人ばかりの予備校に入りたくても抵抗があったりして、「たった一人」の辛さで毎日が本当に辛いです。

 またそのために、「一人で行きづらい場所」へ行ったことはほとんど無く、ネットのオフ会や飲み会の類も経験がないことが今では劣等感になっていて、結局この6年間劣等感の固まりで動けなくなってしまっていた、という感じです。

 今の考えとしては、やはり一年も早く進学したいので
勉強を優先させながら、普通の友達が欲しいです。
ネットでは中高生のメル友はいるのですが、
同年代になるとやはり話について行きづらくて、友人はいません。

あゆちゃん

● 親御さん・ご家族から ●

 27歳・女性

 私がお嫁に行ってから益々部屋にこもるようになった。
昔は話をしたのに行ってからは口もきいてくれなくなった。
父親は何をするにも気に入らないらしく、
バイトも止めさせた。
それでいて定職にもつかないと言う…
そんな環境の中、弟は大丈夫だろうかと不安だ。

 最初の引きこもりについてを読ませて頂いて気分が
楽になった。悩んでる人は、他にもいるんだと…。
当人は、どうしたいと言っても応えません。
家族がどうやって当人と接する事が出来るかだと
思うのでその辺をサポート出来れば…
あと色んな家族構成があると思うので
一般的に言う接し方はなかなか実行出来ないものです。

 

 30代後半・女性

 弟(相談当時31才)は、14歳の頃より不登校。
高校に進学はしましたが1年で中退。
それから、長いひきこもり生活を過ごしています。
最近になって、本人が病院は嫌だけど
施設に入りたいと言い出したので
良い所がないか捜しています。

 今は、母がひとりで弟を養っています。
狭い二人だけの世界で生活しているので
前進するにもなかなかキカッケがないようです。

 

 50代・男性

 引きこもりの息子を持つ父親です。
息子(相談当時18才)が私と娘と話をしなくなって3年になります。

 いままでは、市の相談所のカウンセラーの、『無理に話をせずに、愛情をもって見守ってあげてください』に従い、母親(息子と話をよくする)にまかせてきました。

 しかし、最近、疑問を持つようになってきました。このまま、何もせずに母親に任せておいても(アドバイスはする)良いのでしょうか? 多少強引でも行動にでたほうが良いのでしょうか?
息子の意見を尊重してきた結果、最近では、何もしてくれなかったと思っているみたいです。

 

 20代前半・女性

 妹(相談当時19才)は17歳から引きこもりがちになって、高校もやめてしまった。今は、一日のほとんどを寝て過ごしているか、マンガを見ています。誰とも目も合わさないし、私たちと話そうとしてもけんかごしで結局お互いいやな雰囲気になります。「これからの事を考えている」といった事をたまに言いますが、とても現実離れしていて子供っぽいのです。最近は、特にひどくなってしまったように思います。本人もつらいのは分かりますが、私たち家族も、とってもつらいのです。

 

 50代・女性

 親として、何が出来るのか?何をすれば良いのか?
経済的に何もしてやることができないが、これからの彼にとって何が必要なのかが解らない。

 グチを聞いてくれるところがあればなぁ。
結局は、他人に理解してもらえるとは思っていないから。
親が、自分の子供を理解できないのに・・・。

 

 40代・女性

 不安がないといえばうそになる。ただこの子(20才)の気持ちを思いゆっくり自分のペースで元気になれるよう見守ることが大切と思っている。

 少しでも生きていて楽しいとか自分の存在に自信が持てたらいいと思う。私はこの子のことを通して少しは変化してきたとおもう。もっともっと気持ちを楽にして楽しめてたらいいな,私自身。

 

 60代・男性

 われわれ親が死んだら生きていけないと思うととても心配です。「ただじっと待て」という指示を受け待ったが、ぜんぜんよくならない。保健所や病院などでチームを組んで総合的に本人(32才)の治療をしてほしい。

かおりん

● 一般の方から ●

 27才・女性

 社会的には啓蒙活動が必要で理解と愛情をもつこと。けっして他人事ではないはず。個人的にはお話相手やメール・文通などで接してみたいと思います。

 

 22才・男性

 所詮自分の心は、自分で耕すより他はない。
ただ、テレビ、新聞等のメディアで見る限りのステレオタイプなイメージの「ひきこもり」には、「甘えるな、おまえは反抗期の小学生か」といいたくなる。

 

 27才・女性

 私には経験がないけれど、社会生活がおっくうで、人にコンプレクスがあってというのはよくわかります。私の場合はきっかけがあって外に出ることができるからひきこもらないでいられるけど、きっかけがつかめずにいる人々に機会を紹介することはできるかも、と思っています。

 でもこのホームページを見て、そこまで関われるかどうかは正直自信がなくなりました。でも、やっぱり世の中にはまだまだ面白いことがあるし、きっかけがつかめずにいるのであればそれを提供することもできるのではと思っています。もちろん無理強いする気はありませんが。こういう考えって、やはり甘いんでしょうか。失礼でしょうか。でもでも、引きこもりの人に話を聞いてみたいという気持ちはやはり強いです。

 

 41才・女性

 私も最愛の彼を無くし離婚の両親の中で生きてきました。自分だけが不幸せなんて思わないでほしい。